「積み」の類語として「お手付き」に言及されることは少ない。
そりゃあそうで、みんな並行製作などしないわけだ。
だがここに例外がいる。おいしいとこまで製作してそこで積み直す謎の人間だ。
あまりに雑多に積みあがってきたので整理がてら一部を紹介して記事の代わりとする。
まずは実に半端なところまで組まれたハセガワレガホ3機。
2機がアグレスで1機が神崎機の想定で組んでた気がする。全部A型……にしたいところだが今になってそういやA型系列の尾翼2セットしかないじゃんと気づく。トホホ。
次が珍品、イタレリの1/12F-16Aコックピットだ。何故か6インチフィギュア向けの1/12という作った時期を考えるとちょっとニッチなんじゃないか?っていうチョイスが今になって光る。そう言う事です。でもこのシリーズF-16AとF-104の2種類で終わったっぽいのは残念。ベルトもヘルメットもついた結構豪華なキットなのは有難いところ。
はやく成仏させてやりたいが……
いつぞやからちまちま手を付けているレオ2A6もここ。今になって思うと素直にA6主砲ランナー頼んどけばよかったかなと思うも時すでにお寿司。ERAの配置とか現行仕様の機器配置(スモークバンとかの配列)を調べるのもあるが、なにより思うのは意外とコイツ組むの面倒だな、っていう。タミヤキットで面倒だったら何なら面倒じゃないんだ。
組めればそれだけでちょっとした勲章なWAVEのLEDミラージュ。
ずっと前に中古で買ったのをチマチマ組んでいるのが発掘された。買った当時はとても腕が追いつかなかっただろうが、今ならなんとかなるか。でも存外塗料調達が面倒くさくてどうしたものか……ボークスの指定に振り替えるかな。
意外なところはタミレリのミラージュ2000。これが止まった理由はキャノピーを割ってしまったから。今ならそうしないミスだが当時はそれはいたく凹んだもので。
いまならMODELSVITの余剰部品を回せるので再開可能だがはたして……
ナイト・オブ・ザ・スカイのスキームを再現出来れば言う事はないが。
フジミとハセガワ新版のF-14。こいつらまだまだあるんです。
実は着工自体はあのパンプキンの素体と同じなのでアレが完成への希望になってたり。
いつかは作ってもらえるんだ。その時まで待とう。
そう言ってみんな並んでるんですけど……
これだけなぜか1/32なアカデミー/ドイツレベルのF-4E。買ったのも作ったのも完全に血の迷いとしか言いようがない。余りのデカさに邪魔者説すら囁かれていますが広報部はこれを否定しています。完成してもこればっかりは本当に置く場所がないのは本当という悲しさを背負っている。
というかデカくて合わせ目消しがひたすら面倒くさいのが放置の原因。
なんかあまりやる気の感じられないFMのF-4C。例のバルカンセットのやつだがここまでの投げ出し具合はちょっと珍しい。再開するにしても結構な手間がかかることが目に見えてるので優先度を絞られやすいのが泣きどころか。
ハセF-1とこれもタミレリジャギュア。因縁を感じる組み合わせだが何故組んだのか何故この2機がセットなのかも既に記憶のかなた。幸い処理はそこそこ丁寧にやってあるので復帰させるのはまあまあ容易な方なのは不幸中の幸いか。
ていうかジャギュア結構デキのいいキットに見えるなぁ。
たぶん自分の中で最初に買った方のスケールモデルがこのタミヤ吹雪。
色も塗ってなければ破損などでこんな姿になってしまったが、ピット系の部品などで再生を目論む。いまやYHの吹雪など現行キットといえるものは出揃ってるのでそういう意味では今更感があるかもしれないが、再生できるならしてやりたいところ。
なぞの組み合わせ。RMのビエラフースラー型とハセライノ。
ビエラは全くもって素組で足がプラプラするのが難点。ライノはサードパーティーのインテークを試してみたくてガチャガチャやってたのは最近の話。
作ると決まれば後はどうにでもなるのだが、どうすべきか?
ブキヤトレーラーはJSUと一緒に塗装されるも細部塗装の時点で捨て置かれてしまった。ここからウェザリングまで駆け抜けたいが、どうにも手が止まってしまう。
精神的に何かが足りないのか?このキットの問題じゃあないよねそれ。
常用機材らしくボロボロになって貰う予定。
全く進んでないDMのJ-20。完全にモチベ切れでござい。年末年始で時間を挟まれたのが痛かった。でもステルス塗料のテストはどこか別口でしなきゃなのでこれも一口縄で行かないのが手ごわいところ。うーむ。
何故かこんなところだけ組んであるDMLのティルピッツ。
ゴム部品の処理についてアドバイス貰った分は早く完成品を見せてあげたいところではあるがこれもモチベが上がらない。強敵。なんなら塗装スキームも一段と面倒くさいのでそこでまた止まる予感。本当に強敵だ。
ハセ72イーグル。48の方より進んでないじゃん!おばか!
でもこれが功を奏して強引にここからDJにでもなんでも転換できるのは強みか。
FMの081発売までに081スキームを何とか完成させるんだ……(願望)
なぜかこんなところまで作ってあるハセ古鷹。本当にどうして?
ご丁寧に甲板シールにEPまで買ってあるので凝るときりがないがはてさて如何したものか。というか条約型重巡に手を出す理由が全く分からなくて困惑している。
お前の始めた物語製作だろうが!!!
やたら組みあがってるタミヤネルソン。ここまで来たら完成させてやれよ!!!
とはいえ塗装パターンの図をどこかから掘り起こしてこないといけないので何とかこれ1日仕事で終わらせたいなぁと贅沢なことを考える。本来の合い方であったKGVは完成したものの人手に渡ってしまったのでなんか寂しい。
たびたび紹介してきたズムウォルト。これもやっぱりモチベが辛い。
デキの割に半端に手がかかるのが辛いところ。FWのキットが出た今これに手間をかける意義もないので何とかたたき出したいところだが。
じつは結構な古株F-16。5年くらいこの状態で放置されていたが最近何故か手を加えられた。このままの勢いで消化!と行きたいところだがこれもそこそこ手がかかるのでモチベが持つのか怪しいところ。製作的には踏み台というのもあってまあ何だか雲行き怪しさ100点満点。
何故かあるDMLのD級。EPとか付属してるので侮れない。
組んでないのがもう一隻あったはずだが何故かいくえふめいなので困ったことに。
もがみつくったならこやつも組んで並べてやりたいところではあるのだけどなぁ。
T-34三姉妹。43年型は部品の欠損とかもあってつらいところ。
何がしたいか忘れたやつらなのでちょっと辛いのだが未来予想図がいかようにも描けるのはまあいいところ。最初から書いてくれよというところだが。
ちなみに未組み立てのT-34はあるので在庫は気にせず盛大にやっても良いのだがネタがない。
ハセ48のF-2B。確か試作4号機。所用で手に入ったのを一気呵成にガーッと組んだはいいもののここでリタイヤしてしまった覚え。もったいないなぁ。
塗装が両面調色になる上に塗り分けが入り組むところがあるのがちょっと悩ましいがそんなに難しい部類ではない……ハズ。
これはイタレリAH-64A。たしか吹雪と同時期に買ったのもののこちらは腕が伴わず長く塩漬けされ、最近ようやく組み立てたものだったような。組んでみるとメインローターが収納に果てしなく邪魔であることに気づくもどうしようもなく。
処遇を考えると結構頭を使う所になってきた感がある。
これはイタレリ/Dレべのラファール。C型って書いてあるけどレリだから実質A型なのは内緒だぞ。
これはそのままマルっと組んでしまえばいいし基本塗装はそんなに面倒くさくないしでいいことずくめに思えるが、唯一デカールはスペマ機なので超面倒くさい。
でも他のラファールに逃げるのもなんか癪だしなァ。
FMのオイ車とTのエニグマ。謎の取り合わせ再び。ここまで来たら塗ってやれよ。
素組なので言う事がほとんどないのだが、しいて言うならT-55側は燃料パイプを付けてやりたいところ。昔資料を集めたものだがどこにやっちゃったかな……
半端お手付き動物園。だからこんなになるまでなんで手を出したんですか!
何処もこれも半端なところで手が止まっているが、あえて言うなら虎IIが一番いいところまでいってるか。確か#332で組もうとしてたはず。ヤクパンは冬季塗装で豹はスチールホイールしか決めてなくて狩虎は全くの未定。先が思いやられる。
書いてて心まで疲れてきそうだし読んでる側はもっとつらいと思う。
でもまだまだ戦士たちは居るんですよ。驚くべきことにね。
そんな整理作業で疲れたので今日はここまで。