迷彩とは不思議なもので、
見ると「カッコイイ!作ろう!」となり
いざ手を動かすと「めんどくせー!誰だよやろうっていったの!(憤怒)」
となる。これを繰り返すのがAFV製作である。
いつになったら学習するのだろう。
今回はタミヤ1/35”レオパルト1A4”である。
タミヤMMの古いキットではあるが、廉価で作りやすく手に入りやすく格好いい、という捨てるところのない好キットである。
たまたまNATO迷彩のレオパルト1の整備写真を見かけたときにこれにしよう!とキタので在庫から引き出す。そういえば棚卸しセールか何かですごく安くなったから買った覚えがある。
組んで塗装図をみるが、指定がオリーブドラブ1色指定である。現代的でないし、味気ないし、そもそもNATO迷彩にしたい。ということでHSからMENGのレオ1A4の塗装図を引っ張ってきて塗装する。
そして正気に還るのである。
迷彩めんどくせえ!、と
走り出したものを止めるわけにもいかず、力業で完成に持ち込む。
黒でウォッシングしたらちょっとうるさくなったが、まあ許容範囲かもしれない。
格好いいNATO迷彩の戦車はいつ見てもやっぱり格好いいのだ。
作ってよかった(迷彩の苦労が脳内から消去される音)
タミヤとMENGのA4ではモデル化の時期の関係か微妙に仕様が違うので迷彩のラインやデカールに迷うことはあったが、気にしなければ大した問題ではないのだ。
それにしても、戦車は写真写りのバリエーションに少々困ることがある。
模型誌でも参考にしようか。
今となってはオールドなキットでも、タミヤのこういう気軽に手を出せるキットからしか得られない栄養を摂取するにはバッチリです。おいしかった。
そしてやっぱりしまわれるのであった。合掌。
(おしまい)
※ついった投稿分
— 新奇楼 (@mirage_pavilion) 2023年11月2日
※つくったもの