これは何ですか?
そうです。トラペの”1/16Sd.Kfz 251D”です。
もうデカいのはしばらくやらないって言ったじゃないですかー!やだー!
これの何が耐えがたかったかってやっぱり箱の大きさである。
HS曰く” 60 x 40 x 12.5 cm / 1889g ”というストロングな大きさでどこに置くにしても苦しさが拭えない。視覚的な威圧感もある。おまえいっつもこうゆう理由で作ってんな。
ともかく、作るために買ったわけなのでザックリ作っていく。
これも入り組んだオープントップなので塗りながら組んでいくことになるのだが、組んでみてわかる意外な面構成の複雑さ。特に上面のパーツが無い状態だと顕著に感じる。
いくら傾斜装甲を取り入れて有利に、といっても生産に大層影響の出そうな代物なのはいいんだろうか……そりゃ見た目は格好いいし分かりやすいけれど。
そう言っても仕方が無いので組めるところからザックリと組んで形を出していく。最終的に見て違和感が無ければもうそれでいいのだ。
それにしても車両前面のセクションにはいったい何が収まっているのだろう。ちょっとわからないし意外と聞いたこともなかったので後でちょっと調べてみる。
結論から言えばクソデカイE/G用のキャビンで、ほかに何か仕舞うところではないらしい。運転席直下にあるのはトランスミッションで、わざわざここにパワーを持ってきてから、運転席前方にある履帯の駆動輪へ折り返し伝達しているようだ。何じゃそりゃ。
なんならこのD型で車体が幾分シンプルになったとかでびっくり。比べてみると確かにシンプルで簡単になった。それでこれかよ!と思わなくもないし、wikiではその面からの価格の高さを指摘されたり、タイヤに動力がなく凝った足回りの割に不整地能力が思ったほどではないことを槍玉にあげられ、”複雑・高価なわりには比較して高性能とは言い難い面もあった”とまで言われる始末。不憫だ……
さて、これはいつになったら完成することか……
(おしまい)