すなばこ

気になるものは何でもかんでも

緊急完成品投与

どうにもモチベーションが怪しい。体調より怪しい。

しかるにこれは「完成品投与」の措置を行うべきと考える。

 

いざ。

完成してねェじゃねーか馬鹿野郎!!!!!!

 

♪手軽にウチ模型(他にどこで作るんだよ)

 完成品投与に当たっては急速に完成させられるキットが必須である。その点、AFVはそこそこ雑でも見れるように仕上がるので適性が非常に高い。

今回はこの前再販してたタミヤのジャンボを供することにした。これなら惜しくはない。

ちょっと手を付けた跡はあったものの、概ね未組み立てであったためほぼイチから組む。細かい工作処理は無視して完成に注力する。まずはサフ吹きから……エアブラシのニードル殿がまたコチャック-!!しておられるぞ!!

それはそれとして雑に最低限度を塗りたくっていく。OVMもできるだけ車体に張り付けてしまい、あとから適当に面相筆で電撃イライラ塗りすることとする。

ちなみに先の画像で転輪を全て外したまま塗っているが、VVSSサスでも転輪の後ハメ加工が可能なことを記しておく。

サスブロック単体で接着した後軸を両端だけ残して真ん中カットするだけ簡単加工

 

懲りずにウェザリング

 あとはデカールを貼れば完成か、というところで思いつく。

ウェザリングストレーキングをやりたい、濃淡のある上品な雨だれが描きたいと。

仕方が無いのでデカールを貼った後、まずはチッピングから始める。

今回はスポンジのみ。色は2色。タミヤXF-56メタリックグレイとクレオスLAC03パーカーガンメタリック。

エッジに2色を程よく重ねながらフワフワ載せつつ、天面にはパーティクル感のあるスレを軽くポンポンして置いておく。車体前面と側面は重力方向のひっかき傷。

 

次は本命のウォッシング、ストレーキングである。クレオスのマルチブラックで真っ黒にしてから溶剤で濡らした筆やペーパーで拭っていく。上面は叩き拭い、側面は重力方向へひたすら撫でる。うるさくならない程度に黒を消しつつ、雨だれのラインを消し書きする。どうにも上手くいかない。濃ゆい筋は残しづらい。妥協。

上品ではないが、エッジと気の立った雰囲気になる。シェーディングをきつくしたCGみたいだ。これじゃないが、いまさら直せないのでこれで良しとする。完成すればいい。

 

完成すれば?「フィギュアもないのに?」となったところで時間切れ。残念。

ふと、写真を見るとなんだか白く見える。ブースで撮った写真だ。室内灯で現物を見る。ちゃんと暗い。

室内灯で撮った時の大体の見え方

並べて比較してみる。

上から塗装前+室内灯、撮影ブース、室内灯

どうにもブースは赤味が飛んでしまっているように見える。明度を弄ってもダメだ。ちょっと確認が要るかもしれない。真っ赤なものが必要だ。どこかにあったはず。

まあいいや。もう寝よう。

(おしまい)