飛行機を積んだのは未来の自分への期待をこめた投資(政治的に正しい表現)でしたが,いざ作り始めた理由はなんてことは無く尻に火が付いただけでした.
時はさるコンペ4日前,何も手を付けていないことに相当焦り,テーマを満たしつつ3日くらいで何とかなるものをストックのインストを片っ端から読んで検討していました.ちなみにこの点は今も進歩はありません.
そこで目についたのがアウトレットで安く買ったT社のP-47Dでした.以前チョコエッグの飛行機シリーズを買ったときに妙にダブって実機の如く増えた縁で覚えた機体なので買っていました.工程を検討すると,既存の技術でなんとか行けそうです.飛行機は未着手でしたが,最早どこで討ち死にしようが大差はありません.
かくして早速コックピットから全速力でくみ上げていきました.
繊細でシャープな造形を隠してしまうのを惜しく思いつつも胴に挟み翼を据え付け組んで行き,どうにか輸送梱包できる時間が取れる程度の余裕を残して無事完成しました.とてもえらいっ!(自画自賛)
後で飛行機模型を布教する際に聞いたのですが,途中で塗装をして組み立てるという工程は精神的に甚だ受け入れ難いという意見を妙に多く頂き,果たしてケツカッチンでなかったら自分も同じことを考えたのか?と時々思うのですがこれも遠く闇の中です.
例によって上手くいったのでこれも与し易しと見込み,かつそのコックピットまでを一区切りとする工程が私に合っていたのか,未成も含めて乱造が始まりました.
単価の安さと多めの工数と何より見栄えの良さが祟ったのでしょう,たくさん作り,なお沢山積まれました.航空機部門の積みは物理・構想問わず単独トップです.以前の記事での紹介分もここに加わりますのでよくも懲りず作った物だと,あまつさえまだ積んでまだ作ろうとしているのですからつける薬が分かりません.虹色のお薬内服でいけますか?
ともかく,予定表も航空機がらみばかりなのでてが動くなら今後とも模型は航空がらみ中心で行くのでしょう.きっと.
ところで今月は何機作ればいいんです…?(妙に縦長のオーダー票を見つつ)