今回完成したのは海洋堂のガチャーネン「ファイアボールSG」である。
2019年ごろにだけガチャで出回っていたと思う。1個だけ回した個体だ。
ぼくはマシーネンクリーガーは履修していないので詳しくは分からないが、
この機体はファイアボールSGと呼ばれる機体の初期型であるところらしい。
頭部の巨大なアンテナユニットが目印である。
当時ガチャを回して「軽く完成するだろう」と仮組とちょっと塗ったところで幾星霜、
放置放置ですっかり時間が経ってしまった。あの頃はいろいろ生活に問題があった。
で、色を塗る。
そのころF-15か何かにちょうどいい灰色を探してクレオスのC334を使った。
これはのちのU-boot XXIに役に立ったがこれは割愛。
塗装見本もデカール指示も何もなかったのでちょっと大変だったところだ。
履修していないから脳内資料はない。他の作例を見てもそれがファイアボールSGの標準なのか極端なアレンジなのか判別がつかない。結構困る。
どうにか傾向を掴んでデカールを自己流で貼って完成させる。意外とカロリー使っちゃったぞ。
アルファベットの1コードレターと思しきもの、連隊マークのようなもの、個人エンブレムに見えるもの、コーションとウォーニング、装備指示か整備記録のような標識、
小さくコンパクトなボディに色々と書いてある。
今回は練習と思って錆を多めに書き込んでみた。擦れそうなフチ、ハッチの合わせ目、背部メインノズルの周囲、足許と色を置いていく。ちょっとやりすぎかもしれない。
写真で見るとこれが思ったよりそっけなく感じるが、実物はまあ小さいだけあって表現が圧縮されてボロボロに見える。要勉強といったところ。
今思うとこの機体にアイペイントのデカールは蛇足にも見えるけどそれはそれか。
次回次回。
この機体はたぶん見上げるようにして撮るとぬぼーっとした迫力が出るように思う。
とはいえ小さいので光の映り込みなどを考えるとちょっと迫力が不足してしまうか。
でも机の上に気軽におけるのはいいところだ。
易い方から片付けよう、と言って思わぬカロリーを喰ったものの裏を返せばそれだけ楽しめるという事。2023年現在流通はほぼしていないのがちょっと残念か。
でもこういうガチャものは色々出てきているし、またやってみよう。
※作ったもの