スナップフィットモデルは簡単に組めるのでおつまみや非常食に適しています。
机の近くに常備しておくとたいへんよい福利厚生になります。
といったもののだんだん積みあがって山になってきたのでいいかげんに手を付ける。
まずはひとつ目、ヘキサギアのクソデカブースターである。
これが大した大きさで、当初は価格を見て首を傾げていたが見れば納得である。
しかも全体がガバっと展開するのだから結構見どころもある。
こうしてみると思いっきり甲虫の羽そのものだが、他製品と併せるとちゃんと蟲になるのでそこは心配が無用なところ。
だがそれにしてもデカイ。
装着オプションに、と単体で買ったもののあからさまにオーバーサイズなのだ。
カバーを取り外せば多少はマシになるが、多少でしかないのも事実だ。
どうしよう、コレ……
ふたつめ、30MMアチェルビーBである
スピナティア系と30MSの合いの子みたいな構造をしており、組んでてどっちがどっちだかとなりかける錯覚に襲われる。そりゃ考えるだろうがよくも形にしたものである。
装備は合体できるガンとナイフが1組付属。流用の都合でスピナ系のハンドパーツも
付くので見た目よりプレイバリューに富んでいる感じ。
独自ギミックの額のバイザーの上下や、オプションマウントがアクティブクロークを意識したような形状であるのも見逃せない。本体の構成と異なって、改造への意欲を感じさせるいかにも30MMらしい機体かもしれない。そうなると作りこみたくなってきたぞ。うーん。
みっつめ。30MSオプションボディ アルファシスターズファンタズム。
頭は付属してないので借り物。ぱっと見ではとても模型化に適していないような細かく複雑な衣装に感じるが、こうして立体化してきたのだから驚き桃の木である。
全身のフリルやリボン、クリア部品の装飾がいかにもな豪華さを放ちつつ、白黒メインでシックな感じに仕上げてあるのが特徴か。30MSには珍しいハイヒールもある。
アイドル衣装らしくマイクも付属しているので歌唱シーンもばっちりである。
特にアイマス関連は履修していないが、30MSの規格で作られて、華やかでありながら特定の個人に寄せたデザインではないのでそうでない層でもバッチリ進められるものかもしれない。
よっつめ、30MSオプションセット8。
恒例になってきたトルソーセットである。
ここ最近オプションらしく、腰の可動を殺してでも腹と腰回りに注力する
という潔さの中に隠しきれない性癖が見えるオプションである。担当者が正体を現しつつある。腹筋や腰回りの肉表現に注力してもはや固定フィギュアの領域に片足を突っ込みつつある。もっとやってくれ。そういうのがいいんだ。
なんせこんな専用パーツをお出ししてくるくらいである。
イルシャナのパーツと合わせるとこんな感じ。もとからボディがぐっとレベルアップしたのでちょっとお姉さんになったように見える……かもしれない。
背中や尻回りの表現にも力が入っており、専用パーツのおかげでかなり自然なラインが構成されるようになった。他ではなかなかこうはいかない。ライティングで上手く影を落とせばまた格別といえる。
こうしてシリーズが色々増えるとぽつぽつと改造のアイデアが浮かんでくる。
でも多くの人はラインナップが少ないころから作品を出しているわけで、いつも思うのは自分もまだまだだなぁって。
寝よ。