すなばこ

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マルイ電動10禁M92F(マルイ173102)修理

GWで帰省ついでに引き揚げてきたマルイのセミオートM92F

10年物ですがまだまだいけます。

 

さあ新しい電池を入れてガンアクションをブイーーーン……

なんかモーターが鳴ってる……(困惑)

 調べたところどうやらモータのピニオンギヤが経年か何かで割れて空転する症状がある模様。分解だ!メンドクセー!!!

 

えっちらおっちら分解して取り出してみると確かに割れていました。

ギヤ自体はどこのご家庭にもあるフツーの0.5m/8Tピニオンギヤなので取り換えて組みなおします。タミヤとかで使われてるあのタイプのやつ。

幸いストックはたくさん有るので困りません。なくても安くてどこでも売ってるので困りませんが。

 

 

以下備忘録代わりの組み立て過程。

本体は10禁らしく潔いモナカ構造です。

構えたときに左モナカの方に多くのメカを組み込みます

  • クラウンギヤ
  • 単発制限クラッチ
  • モーター&端子&SW
  • トリガーギヤ&スライド後座ギヤ
  • グリップセーフティレバー
  • トリガー関連部品
  • チャンバ&ハンマー
  • 銃身下ウエイト

を組み込みます。

右モナカは

  • SWカウンタ銅板
  • グリップセーフティ連動ガイド
  • 電池ふた
  • 電池端子
  • スライドストップ(ダミー)

を組み込みます。

 

そしてモナカを挟み、大小長短や皿頭なべ頭など個性豊かな7本のネジで留めます。

 

そのままひっくり返し、チャンバ拘束ばねとメインの発射スプリングを組み込みます。

ここで電池を入れて動作チェック。元気にフルオートで動きます。

スライドが無いのでトリガーを戻してもセイフティが戻らない限り中のSWがOFFにならないので延々動きます。スライドもちゃんと機能部品として生きてるのはいいですねぇ。

 

スライド複座ばねと、別部品になっている銃口もここで組みます。

 

そしてスライド内側に後座アーム(ディレイばねつき)を組み込みます。

固定が無いので地味に難しい

 

そしてここが天王山のスライド組付け。

動作チェック時にハンマーが完全に前進した位置にしてスライド後座ギヤの歯が出てくる来たところに後座アームのギヤをひっかける必要があります。

 

スライド前身位置では後座ギヤの歯がひっ込んでいるのでこれができないのです。

各部品ががっちり固定されているものではないのでうまく組まないと途中で外れます。

ああ面倒くさい。

ここでもう一度動作チェック。スライド後退とセミオート動作が行われることを確認します。

最後にグリップカバーを取り付けて作業完了!まあ大変でした。

 

銃やエアガンの中身ってからくり!って感じで機構としてとても興味はあるのですが、いざ自分でいじるのはメカ熱が沸騰してない限り大変ですね。今回もともと中古なので取説も分解図もないし。

さあ寝よう。