銃にもいろいろあります
名銃から取り立てる事もない凡銃、そして変態銃とよばれるすさまじい物体には名作珍作が綺羅星の如く黒光りしています。
その中で迷銃に絞って1/12で3Dプリント立体化したらネタ的に面白い、なによりわたしが爆笑したいのでぜひ誰かやって欲しいと思っています。
Q：迷銃って？
A：ああ！それって 独断と偏見です。
とだけ書いてもアレなので
・ガッカリ感やトホホ感をだいじに
・”いったいどうしてそんなものになってしまったんだ”感があると(勝手に)高評価
・商業的に成功した銃、特異だが優れた銃は評価外
・先進的な技術に挑戦したがあえなく失敗したものも選外とする(例：G11)
とだけ決めてます。
以下候補
GIAT ADR
前後にグリップとトリガが一組ずつある銃。ついでにどっちにもマグが入る。
フォアグリップ？アドオンのグリップとトリガ？ 一体なんだろう？
それが何と後ろ側の方は連射、前の方は単射のトリガ！前のグリップのマグはただの予備マグ！！競合はなんとFN P90！！！
P90と同程度の性能らしいのですが困惑と混乱を招くデザインなことは否めないでしょう。
6P62
12.7×108mmを消音発砲！フルオート射撃もできる！ちゃんとどうさする！すごい！えらい！！
しかし帯に短し襷に長しだそうで、本来のアサルトスナイパーとしては制度も良くなく弾数も少ないまま増やせない。なのでSRにもARにもなれずSGにもなれない悲しい銃。
9mm機関けん銃
力の入れどころと設計方針を見誤った感のある銃。習作と言われればまあ……といえなくもないし開発時期が機関拳銃ブーム時とかであったならまだここまで言われなかったかもしれない……？
ある程度お手本が揃いつつあった時期にどうしてこんなものを。
メーカーのライン保持とか言われればそれは分かるのですが他にもうちょっとこう、手心といいますか……
VAG-73
ソ連よくばりセットなVAG‐72の改良型
前進たるVAG-72はロケット推進ケースレス弾といういけなさそうだかいけそうだかよくわからない弾を45発も夢詰め込める拳銃。信頼性は死んだ。
改良型となった73はフルオート射撃機能が追加されたとか。どうしてこんな……
FRオーディナンス MC51
SASは言いました。G3をSMG化してくれと。果たして出来上がったものは最強のサブマシンガン！(宣伝文句)
7.62mmNATO弾まるごとのSMGってどうなの？
でかい発砲音！ひどいマズルフラッシュ！7.62mmライフル弾の反動！「二度と打ちたくない」という評価！そしてあっさり5.56ｍｍに乗り換えられて！完成する！！
G3譲りの見目好さは後年のエアガン化したときの人気から言うまでもないのですが。
TKB-059
おなじみコロボフ・コレクションより。
水平三連銃身式のアサルトライフル！なんと6000発/分！
これ歩兵が携行して撃つんですよね……噓ですよね……？？？
マイクロガンを意識して開発された説(ファイヤレートが同等)があるにせよAK-74後継のトライアルに出す品では断じてない。
AN-94
みんなだいすき例のアレ
工芸品か何かで？ 性能はともかくよくもこれ量産しましたね…
いつかこれが日の目を見る日は来るのでしょうか…
